2007年01月17日

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 埼玉県の南西部を流れる荒川支流の入間川・高麗(こま)川・越辺(おっぺ)川の流域(飯能市・名栗村・越生町・毛呂山町・日高市の5市町村)は西川林業地と呼ばれています。
西川という地名はありませんが、江戸時代、この地域から木材を筏(いかだ)により江戸へ流送していたので、「江戸の西の方の川から来る材」という意味から、この地域の材が「西川材」と呼ばれるようになりました。

 この地域は、比較的積雪も少なく、適度な降水量と比較的温暖な気候条件であり、地質的にもスギ、ヒノキの育成に適していたことが良質材を育てる環境に適していました。また、大消費地である江戸にも隣接していたことによって木材需要が生じ、その木材供給産地として発展しました。それに伴い良質の苗の育成や植え付け、降雪後に行う雪起こしや枝打ち、間伐といった良質材を供給するための育林作業も盛んになりました。

 森に手をかけた分、まっすぐで加工がしやすく、強度もあり木目が整い、色あいが良い木材として評価されてきました。林業は50年、100年の時間で受け継がれていきます。木を育て森を育てる伝統は今でもこの地域に受け継がれ「西川材」として現代の木の家づくりに活かされています。「近くの山の木で家づくり」がひとつの理想とされています。

 西川材は、首都圏に最も近い産地の木です。

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posted by にし川 at 13:48| TOP